「ばけたらふうせん」
三木卓／原作
木戸陽子／脚色
古川タク／画
ＮＨＫかみしばい
「名作民話おはなし広場」
私がいつも利用している地元の図書館は、古〜い紙芝居も大切に大切に収蔵して貸し出してくれます（本当！豊富な紙芝居は市の宝です！図書館リニューアルの際は、お願いですからもっと紙芝居選びやすい棚を工夫してください！）。これもそんな大切に読み継がれている紙芝居で、かなり年季が入っています。とても印象に残っていたので、掲示板でご紹介したいと思っていたのですが、なかなか再度見つけられない・・・と探し当てたら、今ではあまりお見かけしない「ＮＨＫかみしばい」でした。
その日の午前の診療、最後の患者さんは、なんと風船。「いろいろな物にばけているうちに風船になっちゃったんだけど、自分がもとは何だったのかがわからない」としゃべる。落ちはどうってことないのだけど、院長先生が真剣に風船のレントゲンを撮ったり（何も写りません！）、脳波検査したり（同じく）、「注射はやめて！」とか、それがとってもおかしいのです！私が演じたのが、たまたま小児病院でのお話し会だったので、そういう検査になじみのある子どもたちというのも良かったのだとは思います。ストーリーやユーモアを楽しめるお子さんに。
ムーラン |
