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 「どんぐりのあかちゃん」
島本一男／脚本
若山憲／画
童心社「だいすき！ちいさないきもの」
一見地味な作品ですが、とってもとってもおすすめです！
風に吹かれて木から落ちたどんぐりを擬人化。水溜りに落ちたり、虫に食われたり、鳥やリスに食べられそうになりながらも、無事越冬して春に発芽するまでの物語。自然を忠実に描きながら、ドラマティックな展開（絵も脚本も！）で子どもたちをひきつけます。１２場面で、春を迎えたどんぐりから発芽するところで紙芝居は終わりますが、子どもたちはまだまだ続きを見たい様子でした！
今日、ボランティア先の図書室で見つけて、「これは！！！」と感じ、早速演じました。観客は、少々集中力に問題のある、小学校低学年〜高学年かなあ、男女１０人くらい。第１場面読み始めたところで、会場に人の出入りがあったりして、ざわざわした雰囲気になってしまい、今日はこの紙芝居は最後までできないかもしれない・・・と覚悟しました。まあまあ・・・とひとまず観客を再び椅子に戻らせ、お話しを続けました。するとすると、みな意外なほど画面に集中して、お話に入ってくるじゃありませんか！
ムーランの窮地を救ったこの作品、どんぐりをたくさん見つけることができる秋におすすめです。年長さんくらいから楽しめると思います。この秋もっといろんな会場で演じたかったなあ！！
ムーラン |
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