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| みつけた はる |
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| informed on 2008/01/27(Sun) 00:09 by ムーラン |
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 「みつけた はる」
神沢利子／脚本、長野ヒデ子／画、
童心社
うさぎのモコが、雪解け時期の森へ、春を探しに行きます。
つららのしずくが地面を打つ、太鼓のような音。
うれしそうに流れる、川の水。
春の赤ちゃんみたいな、ネコヤナギの芽。
雪を割って色彩を見せる、コケモモやフクジュソウ。
作者の神沢利子さんは、幼少女期を北海道、樺太で過ごされたそうです。
どうりで、大自然の中で春を迎える喜びが、可愛いキャラクターたちの姿を借りて語られます。
全12場面。
フレーベル館刊「キンダーメルへン」昭和54年3月号の同名作品の紙芝居化とあります。
雪深い自然になじみがない地域の幼い子には、何か予備知識を与える工夫をしたほうが、楽しめるかと思いました。
ムーラン |
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