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 「おつきさんにばけたいの」
新美南吉／原作、長野ヒデ子／絵、
童心社
たぬきのぼうやが、たぬきのお母さんに習って、小僧さんに化ける練習。
とっても可愛い、とっても心温まる月夜の親子のおはなしです。
新美南吉さんは、わたしと同じ県のご出身で、「郷土の作家」です。
きっと同じ言葉を話しておられたはず･･･だと思うのですが
^^;
新美南吉さんの童話のゆったりした語り口は、わたしのまくしたてるような芸風と、
あまりにもテンポが違うのです ^^; ^^;
「でんでん虫」（新美南吉／作、鈴木徹／構成・絵、童心社「ともだちだいすき」
という作品を演じたときもそうでした。
とっても素敵な作品なのに、どうも間延びした感じになってしまうのです。
それで、今回は考えました。
いつものように、観客の参加を煽るペースで始めてしまうと、
このゆったりとしたおはなしを語る雰囲気を、わたし自身が持てなくなってしまいます。
今回は、この作品から読み始めよう。
結果は、好意的な観客のみなさん（不特定多数の親子20人くらい）が
静かに聞いてくださったおかげで、自分としても納得のいくプレイができました。
ゆったりまったりと言葉の雰囲気に浸っていただく作品に、
今後も挑戦していきたいと思います。
わたくしムーランの、課題なのであります
^^;
ムーラン
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| Re:タヌキも化けます！ |
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| informed on 2007/09/21(Fri) 09:30 by もーにんぐ |
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お話、絵ともにとっても魅力的なのに、近所にはありませんでした；；
語り口って、むずかしいですよね。絵本の読み聞かせに行き詰まって、「語り口」を求めて、紙芝居界に踏み込んだはずなのに、悩んでいます。
原作と表示されている場合、脚色によって、かえって読みづらくなっているものもあるかもしれませんね。原本と読み比べながら、工夫しなくては、と思っています。
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| Re:タヌキも化けます！ |
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| informed on 2007/09/21(Fri) 10:29 by ムーラン |
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もーにんぐさん、メッセージありがとうございます。
一緒におはなし会をするメンバーの中には、
とっても優しく穏やかな読み方をされる方々がおられ、心から憧れます。
それぞれの持ち味を生かせば！とは思うのですけどね。
良いお知らせです♪
童心社さんのホームページを見たところ、この作品が復刊されるようです。
2007年11月4日に発売とあります。
優れた作品を再び発行していただけるのは、本当に嬉しいですね。
それと、これは書き忘れてすみませんでした。
この作品の脚本は、三谷亮子さんが担当しています。
三谷さんの初めての紙芝居作品とのことです。
ムーラン |
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