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| おやつのまえに |
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| informed on 2010/05/06(Thu) 22:39 by ムーラン |
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 「おやつのまえに」
高橋道子／脚本、いそけんじ／画
童心社「衛生指導かみしばい きれいにてあらいできるかな」
21世紀かみしばい学校（2010年３月６日横浜）にて。
特別支援教育の現場で紙芝居を活用しておられる、鈴木真理子さんからのおすすめ紙芝居でした。
ジメジメした季節に向けてぴったりの、楽しい衛生紙芝居です。全８画面。
「ゆびの あいだの ひとつずつ、
おててを こすって ぶーくぶく」
という具合に、きれいに手を洗う手順が登場するのがポイントとのことでした。
それから、みんなの大好きなケーキが出てくることで、ガゼン食い付きがよくなるようでした。
ほかには、ペロペロキャンディーが出てくる「ごきげんのわるいコックさん」も、手ごたえよかった作品として挙げておられました。
鈴木さんからは、耳の不自由なお子さんたちと紙芝居作りを楽しんだ話をいろいろ教えていただきました。
＊田島征三さんの指導から始まった抽象画紙芝居のこと
＊長野ヒデ子さんの指導で、自分の名前の文字を使った言葉遊び紙芝居を作ったこと
＊社会科で自分の住む県の白地図を見ていたら、自分の住む市、お友だちの住む市がいろいろな動物の形に見えてきて、楽しい紙芝居になったこと
＊理科の観察日記を紙芝居にする試みについて。紙芝居にすることで誰かに見てもらう前提のものとなり、モチベーションが上がる。
そんな鈴木さんは、転勤で今は自閉症のお子さんが多いクラスで紙芝居を演じておられるということでした。
そこでの「おはなしの時間」運営の配慮がとっても参考になりました。
そうかそこまでするものなんだ！という意味で。
（１）その日演じる紙芝居を、事前に担任の先生に伝えておく（「はじめはこれが抵抗ありました。内緒にしておきたいじゃないですか。」と鈴木さん
^^ でも、お子さんによっては思いもよらないキーワードで、スイッチ入っちゃうこともあるわけです。それを事前に担任の先生にチェックしてもらうということでした）
（２）はじめに、会全体の流れを伝える。
（３）自分の役割、相手の役割を、わかりやすい写真入りカードなどを使って伝える（「わたしが紙芝居を演じます、あなたたちは座って聞きます」という具合）
（４）急に大声を出さない
（５）で、紙芝居を見た後、ごっこ遊びなどのレクリエーションにつなげるということでした。「ねずみのすもう」を見て、すもうごっこをするとか。
「紙芝居の欠点は」という問いに答えて鈴木さんいわく
「内容を確認しづらいことです！」
笑っちゃうくらい同感です
^^
当サイトをお教えしたい衝動にかられました。
ムーラン |
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