|
| さわがにの かこちゃん |
 |
| informed on 2012/04/28(Sat) 18:03 by ムーラン |
|
|
 「さわがにの かこちゃん」
高家博成／脚本、タダサトシ／絵
童心社「ともだちだいすき」
ゴールデンウィーク初日、当地は夏のような日差しに恵まれました。
こんな日にお集まりいただいた多くの親子と楽しみました。
「ここは、やまの きれいな ながれの なか。」
それがこの紙芝居の背景なのですが、なにしろ絵が素晴らしい！
かにの赤ちゃん目線で描かれているので、流れも岩もクローズアップ。
淡水のやわらかい色、岩の熱さ、水辺の草の匂いまで感じられます。
行列で散歩するかこちゃんたち、背後のくさむらから天敵のへびがのぞく場面。
小さな女の子をひざに乗せたお父さんは、「あぶないよ」と女の子に耳打ち。
会場に緊張が走ります。
自然科学の絵本や紙芝居では、観る者を引き付けるドラマ性が難しいもの。
この作品では自然に忠実に描きつつも、
かにの赤ちゃんたちにうまく共感できるようバランスよく擬人化して語られてます。
小さなかこちゃんたちが無事へびを撃退して、一安心です。
今日は、こんな行楽日和に小児病院に通院のみなさんと楽しみました。
ひとときでも、川遊びの気持ちを味わってもらえたことと信じています。
全12場面。
大人まで楽しめます♪
ムーラン |
|
| このページの先頭へ |
|
|
