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 「天人のはごろも」
堀尾青史／脚本
丸木俊／画
童心社「紙芝居ベストセレクション 第1集」
総助は、山の池で天人の羽衣をひろいましたが、権平にだましとられ、天人がとりもどしにくると、もうすでに商人の手に渡っていました。
幻想的で美しい日本民話です。
天人さまが総助さんに
はごろもをかえしておくれ
と迫る場面は「ゾクッ」と来るものがあります。
天人さまの優しさや美しさが心に残る紙芝居です。
16場面と長丁場の紙芝居。
かなーり幅広い年齢層が参加のおはなし会で
「えいや！」でやった思い出の紙芝居です。
途中、水をうったように「しーん」となったんですよ。
小さいお子様は、天人さまが総助さんに
はごろもをかえして と迫る場面がちょっと怖いらしく
お母さんが一緒じゃない子は、耳と目をふさいでいたのでした。
（ごめんね〜 その後はこわくなかったんだけどね〜）
途中ゴソゴソしちゃう子もあり。
しかし！少し大きなお子様（小学生以上）はすごい集中力で見てくれました。
なかなか読み応えのあるストーリー性の高いお話です。
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