 「てるてるてんきになあれ ―てるてるぼうずのはじまり―」
岡信子／作、西村達馬／画
教育画劇「いろんなもののはじまりかみしばい」
雨の紙芝居ばかり持ち歩いているというのに、
今年はちっとも雨が降らないのです
(^^;
今日も暑〜い真夏のようなカンカン照りだったのですが、
思い切って読ませていただきました。
中国から伝わった「てれてれにんぎょう」が、
現在の「てるてるぼうず」になった、とするお話です。
物語の冒頭、楽しい遠足を明日に控えた男の子が、
黒雲を見上げてため息をつき「どうかお天気に・・・」と
願う部分を、まず感情込めて演じます。
やっぱり観客のお子さんたちには、
長雨に悩むいにしえのお百姓さんの気持ちより、
てるてるぼうずと言えば、楽しい行事の前日の気持ちです。
ここで「どうか明日天気に・・・」と物語に同調できないと、
実際、外はカンカン照りだったりするし (^^; (^^;
全12場面。年長さんくらいから、小学生以上まで楽しめると思います。
「どうして、てるてるぼうずが、お天気にしてくれるか、知ってますか？」
と始めたところ、子どもも大人も大変興味を示してくれました。
たとえ外はカンカン照りでも (^^;
作品の内容は、簡潔にみなさんの興味に応えられたものと信じています。
ムーラン
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