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 「うみにおちたピアノ」
ストリンドベリ／原作、堀尾青史／脚本、藤城清治／影絵、東京家政大学付属みどり幼稚園／展開指導
童心社
影絵で描かれる、海中の世界。
ぼんやりとした優しい光源で映し出される影絵は、幻想的な海中の物語を描くのに、またとない手法です！
海に沈んだグランドピアノをとりまいて、魚たちが夏の日々を美しい音色とともに過ごす物語。
薔薇の花も恋人たちも登場しませんが、なんだかとてもロマンティックな作品です。
美しい日々が秋の嵐とともに終わりを告げる、「はかなさ」が描かれているから、とくにそう感じるのでしょうか。
イソップ物語の「アリとキリギリス」みたいな、現実的かつ皮肉なはかなさとは違うのです！
美しくて、ロマンティックで、切ない。ほんと、恋人たちが描かれてるわけでもないのにね。
全12場面。展開指導として、幼稚園の名があがっていますね。
わたしは小学校高学年から中学1年生の、たまたま女の子ばかりの会場で演じ、とくに同席された成人女性の方から「感動しちゃった」という声をいただきました。
大袈裟にロマンティシズムを演出したというわけではありません。
「そら、たこおどり、ヘイサッサ♪」なんてセリフもあり、全体にサラッと演じたつもりです。
本当は、脚本にあわせてピアノで音をつけて演じたい作品です。
「なんとかＣＤプレーヤーでピアノ曲を流しながらでも演じたいなあ」なんて計画していたのですが、今回はそんな準備はちっとも間に合わず、自分の声でピアノの音も演じました。
それでも充分作品世界に浸れるのですから、いずれはピアノとの共演も果たしたいです。
ムーラン
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| Re:うみにおちたピアノ |
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| informed on 2007/07/31(Tue) 09:27 by もーにんぐ |
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藤城さんの影絵の作品として、写真やジグソーパズルで見たことはあるのですが、紙芝居があるなんて！！夕べ、この掲示板を見て、夜中じゅう探しました（笑；）
近隣の図書館にはどこにも無く、となりの県（となりの市でもある）で、やっと・・・・
童心社にも問い合わせてみようとは思っていますが、なさそうですねえ・・・
ネット検索でかかってきたものの中には、なんと「とびだす絵本」というのもありました。
藤城さんの作品は昭和４０年代に出たと思われる、ＯＨＰ用の影絵もあるのですよ。
いずれも、とても興味があるし、ともかくも、この「うみにおちたピアノ」が見た〜い；；
どうしましょう（苦笑） |
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| Re:うみにおちたピアノ |
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| informed on 2007/07/31(Tue) 11:46 by もーにんぐ |
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童心社さんに問い合わせたところ、絶版で在庫もないとのことでした。
残念です。
藤城さんの展覧会が近々あるので、そこで、何か情報がつかめればと思っています。 |
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| Re:うみにおちたピアノ |
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| informed on 2007/07/31(Tue) 22:46 by ムーラン |
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もーにんぐさん、メッセージありがとうございます。
なんとかお手に取っていただける日がくることを祈っています。
とびだす絵本！ どんなでしょう！
こんな手の込んだ紙芝居は、今時分ではなかなか制作できないですかね、やっぱり。
大切に蔵書してくれた図書館に、心から感謝です！
もーにんぐさんはじめ、多くのみなさんのお手に取っていただけますように！
ムーラン |
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