「うしわかまる」
西本鶏介／脚色、白梅進／作画、青木稔／美術、ライフ・ワーク／仕上げ
教育画劇

平家に囚われ、母親と離されて鞍馬寺に入れられた幼い牛若丸が、
天狗に武芸を習って都へ下り、五条大橋で弁慶を従えるまでの物語。
全16場面。

普通に脚本を読んで演じたのですが、15分かかりました。
手元にカバーがなくてシリーズ名などわからないのですが、テレビアニメ「まんが日本昔ばなし」を紙芝居化したものではないかと思います。
あの番組は一話15分でしたから、同様のボリュームです。
にもかかわらず、びっくりするほどたくさんの観客(不特定多数の大人も子どもも)が、最後まで見ていってくれました。
民話とは一味違った雰囲気で楽しめる活劇です。
「牛若丸が大人になってどんな活躍をしたかは、おうちの人に聞いたり、本で調べてみてください」とおはなし会をしめくくったのですが、
後ですれ違った親子が早速「牛若丸」を話題にしているのが聞こえてきて、嬉しくなりました。

わたしは、第1場面の雪の中を逃げる母子の絵にひかれて、この紙芝居を演じました。
そういう意味で冬におすすめ。
もちろん一年中いつでも楽しめます。

ムーラン