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| やまでらのかんのんさま |
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| informed on 2008/07/28(Mon) 20:49 by ムーラン |
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 「やまでらのかんのんさま」
よこみちけいこ／脚本・絵
童心社「ともだちだいすき」
この第一場面をご覧になって、どのような話を想像しますか？
わたしの場合、「ほんわかした道徳的なおはなしかな？」なんて思いました。
この紙芝居はですねえ、おばけがたくさん登場する笑い話なのです！
第４場面までは、おばけとはまったく無関係に進みます。
おばけが登場する場面の意外さを、いかに演じるかがポイントです♪♪
願い事をかなえてくれると評判のかんのんさま。
いつも各地から参拝する客の珍しいお供え物に囲まれています。
そんなありがたいかんのんさまのお堂に、泥棒が入るという。
噂を聞いたさむらいが泥棒退治を申し出て、張り込み３日目の夜のこと。
「なむなむなーむ」と怪しい読経の声に「どろぼうめ、かくごしろ！」
スラリとお堂の戸をあけると、そこに居並び経を唱えていたのは…
「かくごしろ！」と場面を抜くと現れるのが、
不意をつかれて「ぁ…」とふりむくお茶目な妖怪たちの絵です。
ここの抜き方が、この紙芝居のすべてと言って過言でないと思います。
わたしはこの場面のかわいさに、何度見ても笑ってしまいます
^^
お茶目なおばけたちの活躍で、無事泥棒退治できて、めでたしめでたし。
おばけたちの願いもかなって、めでたしめでたし。
こわくないおばけを子どもも大人もみんなで楽しめる、
夏にはぜひ手元に持っていたい紙芝居です。
全12場面。
ムーラン |
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