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 「あめふりともだち」
島津和子／脚本・絵
童心社「年少向け おひさまこんにちは」
アマガエルのピョンタが、お友だちの鳴く池に向かう間に、いろいろな生物に出会います。
＊カタツムリ
＊雨宿り中のチョウ
＊アシナガバチ
＊アオムシ
＊カナヘビ
＊ヒキガエルの赤ちゃんたち
それぞれの生物が、写実的で美しく描かれているのですが、背景がまた良いのです。
これまた写実的ながら、必要なものだけを大きく描いていて、小さな子にもわかりやすい。
雨に濡れるクモの巣とか、葉っぱの上で光る雨粒とか、本当にきれい。
雨の日って、こんなにキラキラしてるんだ、早く雨が降らないかな・・・と、本当にそんな気持ちにさせられます。
全８場面。
わたしは、１歳前後の小さいお友だちと楽しんでいます。
このような図鑑タイプの写実的な紙芝居は、写真紙芝居とはまた違ったインパクトを、小さな子どもたちに与えてくれます。
「年少向け」のシリーズですが、小学生以上の観客にも、雨の日の身近な動植物について、新しい発見があると思います。
ムーラン
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