「ぼくらは　むしの　がっしょうだん」
今森光彦／写真・作
教育画劇「ふしぎがいっぱい！むしのせかい　第2集」

登場するのは、
＊コオロギ･･･「コロコロ　リー　コロコロ」
＊スズムシ･･･「リーン　リーン」
＊マツムシ･･･「チンチロ　チンチロ　チンチロリン」
＊クツワムシ･･･「ガチャガチャ　ガチャガチャ」
いつもは茂みの中から、声だけ聞かせてくれる秋の虫たち。
その姿を画面いっぱいの写真で見せてくれる紙芝居です。

虫の声は、上記のように脚本に書かれています。
できれば実際の虫の声を録音したＣＤか何かで聞いてもらいたいと思うのですが、
適当な音源を見つけられずにいます。
演じる際は、自分の声で鳴きまねするのですが･･･
わたし自身、クツワムシの鳴き声を聞いたことがありません、と思います ^^;
けっこう草深い地域に住んでいるつもりですけれど。
「ガチャガチャ　ガチャガチャ」と発音するときに思い浮かべているのは、
カエルの鳴き声･･･だろうと思います ^^;
良い音源にお心当たりの方、どうかご教示ください！

脚本の最後に、文部省唱歌「虫のこえ」が楽譜付きで掲載されています。
わたしは、紙芝居を演じる前にも、観客の皆さんに一緒に歌ってもらって、
歌詞に登場する虫の名前を確認するようにしています。

ところで、この文部省唱歌について、最近新聞のコラムで読んだところ、
２番冒頭の歌詞は以前は「キリキリキーリキリ　キリギリス」と歌っていたのを、
キリギリスの声は秋には聞かれないということで、
「キリキリキーリキリ　コオロギや」に改められたのだそうです。
それなら、鳴き声もコオロギらしく改めてほしかった！

今も耳を澄ませば、窓の外からにぎやかに聞こえてきます。
♪あーきの夜長を鳴き通す、ああおもしろい、虫の声♪

ムーラン