シンプルで楽しげでかわいい紙芝居ですよね！私もこの冬、活用したいと思っています。

さて、クリスマスの紙芝居、ふたつご紹介です。

「こぐまのクリスマス」
　堀尾青史／脚本　久保雅勇／画
　童心社　サンタクロースシリーズ

冬、くまの家族は冬眠中。でも、こぐまのコロちゃんだけは、ゆきすべりで遊んでいますが、あんまり夢中で、とまらなくなり、人間の家の前まで行ってしまいます。そこで窓から中をのぞくと、「クリスマスおめでとう」という声が。
コロちゃんはクリスマスってなんだろうと、山のおうちのみんなに聞いてみます。みんなも知りません。そこで、大人のくまたちが、いろいろと考えてくれます。たどりついた答えは、みんなが幸せな気持ちになることでした。
ちょっとレトロな絵柄、肩に力の入らないお話にほっとさせられます＾＾

「ふたりのサンタ」
　西内ミナミ／脚本　むかいながまさ／画
　童心社　わくわく・冬のまき

まっくろ森にひとりで住んでいる魔法使いが、さびしい気持ちを紛らわすために、サンタに化けることにします。と聞くと、悪さをしそうな予感がするかもしれませんが、大丈夫。この魔法使いは、いいヤツです。でも、本物のサンタさんの「営業妨害」（笑）になるので、元に戻ります。そこに本物のサンタさんがいいものをプレゼントしてくれるんです。なんだかお茶目で楽しいお話です。魔法使いの台詞まわしがおもしろいので、演じるのが楽しみです。大きい子向けかな。