「ひとつずつ」
八木田宜子／脚本、山本祐司／絵
童心社「年少向け　おひさまこんにちは」

２匹のこざるが、手に入れたリンゴやおにぎりを、一つずつ分け合って食べます。
ところが、バナナは３本ありました！　「僕が２本だ！」と喧嘩になってしまいます。
全８場面の年少向け紙芝居。
わたしは職場の１〜２歳児に演じました。
３本のバナナを2人で分けると余ってしまう・・・とはまだ理解できない彼らですが、
バナナを奪い合って喧嘩になる、というのは共感できるようでした。
登場するのが、「さる」「りんご」「おにぎり」「バナナ」「ぞう」と
子どもたちに人気のアイテムばかりなので、とても喜んでいました。
「ひとつずつ」を理解して楽しめるのは、何歳ぐらいからでしょう？

ムーラン