じごくけんぶつ

「じごくけんぶつ」
informed on 2006/08/10(Thu) 09:45 by ムーラン


「じごくけんぶつ」松谷みよ子／監修水谷章三／脚本藤田勝治／画童心社「日本民話かみしばい選　わらいばなしがいっぱい」仕事が嫌いであっちへふらふらこっちへふらふらと旅ばかりしている仲良しの三人組＝軽業師、歯抜き師、山伏が、「生きているうちに行ってみよう！」と地獄見物に。迎えた閻魔大王や鬼たちがあの手この手で3人をこらしめようとするのだが、3人はそれぞれの特技を生かして難なく切り抜ける。落ちは「地獄なんて大したことはねえ」「生きてるうちが、よっぽど地獄じゃ」そして自分たちの職業が案外役に立つことを見直して、それからは仕事にも精を出すようになったとさ。 16場面でなかなか読みごたえあり。おもしろい話なので、普段から読み聞かせに慣れている子なら、小さい子でも楽しめるんじゃないかな。長いおはなしにつきあってくれたムーランのお友だち、ありがとう！ムーラン

お久しぶりです
informed on 2006/10/19(Thu) 15:43 by 横山

すっかり秋ですね。ムーランさんは病院でも紙芝居をやってらっしゃるのですね。スゴイなぁ・・私も近い将来、病院でもやってみたいです。先日ほんとうに久しぶりで小学校の「えほんの会」主催のリクリエーションで子ども達の前で紙芝居を演じました。小学校低学年６０人ぐらいかな。演じたのは「鬼のつば」「食べられたやまんば」「じこくけんぶつ」何が好評だったと思います？(￣∇￣*)ゞ　全て喜んで聞いてくれていたのですが、アンコールをもらったのは「じこくけんぶつ」でした。ムーランさんの掲示板で「じごくけんぶつ」を知り、とても面白い紙芝居だと思ってはいたのですが、何しろ登場人物がぜんぶ大人の男の人でしょ～（鬼も大人と言うのかなぁ・・？）声の使い分けが難しい作品ですよね。でも子ども達から「いろんな声が出せるんやな」とお褒めのお言葉を頂き、とても嬉しかったです。「じごくけんぶつ」に出会えて感謝してます。ありがとっ(⌒-⌒)

Re: お久しぶりです
informed on 2006/10/19(Thu) 21:30 by ムーラン

横山さん、メッセージありがとうございます！ちなみに、ムーランがこの秋、もっともあちこちの会場で多用させていただいた紙芝居は、横山さんにご紹介いただいた「どんぐりとやまねこ」でした。ありがとうございました。

「じごくけんぶつ」は、たしかに演じているうちに「この声はさっき歯抜き師で使ったのだったか、山伏でよかったか・・・」とこんがらがってきます！そこをきちんと演じ分ける横山さんのプロ意識（？）が、アンコールを誘うのでしょうね！わたしも、横山さんの紙芝居を、観客としてぜひ楽しみたいです。絵本を読むときは全部地の文に「○○さんは言いました」と書いてあるから、そういうこと気にしなくっていいんですね・・・と今さらそんなことに気づいてしまったムーランです・・・。紙芝居演じていて「テレビのまんが日本昔ばなしみたいに、せめて2人の声でできるといいのに」とは、以前から思っていました。あの番組はすべてのネタを同じ2人で演じきるというのが、とてつもなくすごいのですけど。横山さんは、たった1人で、そのすごさ2倍なんだろうな～と想像しています！

ムーランがボランティアでお話し会に参加させてもらっている病院は、最近ムーランの居住県内にできた小児専門の総合病院で、熱意あるスタッフのみなさんが新しい医療を実現させようと取り組んでおられます。その中で積極的にボランティアの活用を試みていた、というわけで、私としては、そのような施設が近所にできたことがラッキーでした。たぶんその病院の熱意ある取り組みの一環だと思うのですが、待合にテレビなんか置いていないので（大人向けの雑誌とかも！子供用の絵本はいくらか置いてますけどね！）ゲリラ的にでも「紙芝居やりますよ～」と声を掛けると、ありがたいことに観客は集まってきてくれます。

ムーラン

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