「ねぼすけチュータくんとおじさん　−消防士の仕事」
宮西達也／作・画、監修指導／東京消防庁、協力／東京消防庁渋谷消防署
教育画劇

乗り物大好き！なわたしの甥（５歳＆３歳）に大好評だった紙芝居をご紹介します。
ねずみのチュータくんが、「おじさん」のお仕事は何？と考えを進める筋立てです。
この第１場面を見れば、日本で暮らす人間のおともだちには、「おじさん」が何をする人かすぐに分かりますね ^^
男の子の憧れの職業に従事する「おじさん」の日常が、順に紹介されます。
１．車両の整備
２．食事
３．肉体のトレーニング
４．睡眠
５．通報＆出動！

宮西達也さんと東京消防庁がタッグを組んだ、男の子たちを虜にすること間違いなしの紙芝居です。
上の甥（５歳）は、隣で自分の選んだ機関車絵本を一人で見ようと試みていましたが、第2場面の「おじさん」がカレーライスを食べる絵で辛抱たまらず、弟の選んだ紙芝居に合流し、その後眠るまで数時間、この紙芝居と機関車絵本とを繰り返しふたりでせがみ続けました。
全12場面。

どうして今までこの紙芝居に気づかなかったのだろう！と悔やまれるのですが、名作をよくご存じである紙芝居ご愛好のみなさんがいつも図書館から借りだしておられたのだろうということと、この紙芝居の置かれていた「安全紙芝居」の棚をいつもチェックするわけではなかった、という２点が思い浮かびます。
消防車が登場する紙芝居では、次の防災紙芝居もおすすめです！

「おれさまは、カジノモト！」
高橋由為子／脚本・画、高橋博／監修
童心社「防災紙芝居・じしんだ！　かじだ！」

火の用心！と、ピンチを助ける人に憧れる気持を育てる紙芝居です。

ムーラン