そらのまんなかで
informed on 2007/06/08(Fri) 22:45 by ムーラン

「そらのまんなかで」
かをり/原作、後藤楢根/脚色、和歌山静子/画
教育画劇

「そらのまんなかで
うたをうたったら
ひろがって ひろがって
・・・(後略)」
という篠かをりさんの詩を、後藤楢根さんと和歌山静子さんが
それぞれの才能を生かしてイメージを膨らませた、素敵な作品です。

@海の上の空
A山の上の空
B空を飛ぶもの、なんでしょう
C街の上の空
D空を飛んで歌を歌う
E空から見る地上の眺め
F夜の空
G夜の空に浮かぶ雲にねんね
このような展開です。
解説に
「ストーリーはありません。一つ一つの画面から、
子どもの想像力を自由に広げさせてください。
だから、この画劇は、保育者が一方的に説明あるいは
解説するような扱いではおもしろくありません。
子どもたちと語りあいながら、
自由な想像の翼を広げるようにしてください。」
と、あります。拍手!
和歌山静子さんの絵に導かれて、
子どもたちは予想以上に物語を広げてくれます。

全8場面。
わたしは職場の2歳の子と、画面に書き込まれている
物の名前を言い合うだけで充分楽しめました。
脚本に添って想像の世界を楽しめるのは、3歳くらいから?
小学生以上の幅広い年代まで、
いろいろな楽しみかたができると思います。

ムーラン

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