２作品紹介しますね。

「うみのおまつり」
　宮下昌樹／作　長島克夫／画
　教育画劇　２，３歳児かみしばい　かわいい八つのおはなし
　８画面

海の生き物たちが、おまつりをしようと集まります。その時問題になるのが「おまつりのできる島がないよ」ということ・・・え〜？陸でやるの？というつっこみは置いておいて
くじらが「島」になってくれて、そこにやぐらを組んで（！）みんな、楽しく踊ります。
くじらも浮かれて踊りだしたから大変！
単純な展開と結末で、気軽に楽しめます。

「ぼくのへやにうみがある」
　マーガレット・ワイルド／ぶん　ジェーン・タナー／え
　八木田宜子／脚本
　ほるぷ出版　ゆかいでたのしい海外秀作シリーズ
　１４画面

貝を集めるのは好きだけど海が嫌いな幼いデイヴィッド、貝殻に耳を当てると聞こえてくる「やさしい海」に心を奪われます。そして、貝殻の中に閉じこめられている海を、自分の部屋の中で開放してやるのです。それが、デイヴィッドの心の開放にもなります。
絵柄がリアルで、クローズアップはかなりの迫力。小さいお子さんにはどう映るかな？
幼い子どもの心理や想像力といったものが年長さんぐらいだったら共感できると思うのですが、どうでしょう？