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 「雨のトーテムポール」
堀尾青史/作、井口文秀/画
童心社「交通安全シリーズ」
昨年、雨の季節のおすすめ紙芝居を募集した際に、
かばさんにご紹介いただいた作品です。
ようやく図書館で出合えました。
交通事故で亡くなったともだちの墓標のように、
事故現場に建てられたトーテムポール。
作中、事故死した友だちのためにトーテムポールを彫っていた主人公の少年も
交通事故の犠牲になってしまいます。
ストレートなメッセージが、心を打ちます。
私の住んでいる県は、不名誉なことに、交通事故死者数ワースト１の常連です。
今年は、ＮＨＫ地方局なんかでは、この作品並みにストレートな事故予防啓発広告を流しています。
まったく他人事ではありません。
この作品は、目的を明確にして演じれば、かなり効果的な安全教材だと思います。
機会をとらえて、子どもとも大人とも交通安全について考える材料に使いたいです。
かばさん、優れた作品のご紹介、ありがとうございました。
ムーラン
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