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| Re:やまんばと三人きょうだい |
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| informed on 2008/05/10(Sat) 22:13 by ムーラン |
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 心の中は「やまんばと三人きょうだい」でいっぱいの今日このごろ、こんな紙芝居も見つけてしまいました。
「おにばばと きんのくさり」
山口節子／文、村田エミコ／絵
教育画劇「ブルっとふるえる！こわい日本の民話」
こちらは、最近「あてっこ どうぶつえん ―さわってみよう―」で
新感覚紙芝居に衝撃を受けた、村田エミコさんの紙芝居だっ！と手に取りました。
モノクロ基調の木版画に効果的に色を加えた画面が、
見る者の想像力をかきたてます。
おはなしの内容は、大筋「やまんばと三人きょうだい」と同じです。
登場するのが「おにばば」であったり、三人きょうだいでなく「兄妹」であったり、
天から降りてくるのが「きんのくさり」であったりしますが、流れは同じです。
全１２場面。
伊藤秀男さんの描く「やまんばと三人きょうだい」に比べれば、
村田エミコさんの本作のほうが、少しばかり抽象的な画面と言えなくはありません。
でも、それだけに、想像力を働かせるとむしろ恐ろしさは引き立つかなあ…。
シリーズ名の「ブルっとふるえる！こわい日本の民話」は、ダテではありません。
「おっかさんの ては もっと しろくて ふんわり やわらかい」
と兄妹に言われたおにばばが、手にうどんこをはたいて戻り、
扉を開けさせるくだりがあります。
どこかで聞いた話ですよね。
「おにばば＝やまんば」は、西洋の昔話でいう「オオカミ」なのですね。
でもでも、絶対「やまんば」の方が数段コワイよ〜〜。追いかけてくるし。
「やまんば」を恐れる感性が、日本人のＤＮＡに刷り込まれているのでしょうか。
「やまんばと三人きょうだい」「おにばばときんのくさり」ともに
いまのところムーランは演じる機会に恵まれていません。
みなさんからの感想、大歓迎です。
ムーラン |
＊前後のメッセージは「やまんばと三人きょうだい」をご参照ください。 |
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