「はるがくる」
山本和夫／原作、瀬名恵子／脚本・画
童心社

月にははるのうさぎ、なつのうさぎ、あきのうさぎ、ふゆのうさぎが住んでいて、
担当の季節に地球に行きます。
「ふゆの　うさぎめ　いっちまえ。
さくらいろした　はるの　うさぎさん、はやく　きてちょうだい！！」
という人間の歌を聞いてしまった、ふゆのうさぎ。
怒って「にんげんよ　ねむるな！」と魔法をかけてしまいます。

全12場面。簡単なストーリーを楽しめる３〜４歳くらいから。
夜があるから朝が来る。冬があるから春が来る。
冬から春への移り変わりの時期に楽しみたいおはなしです。
春が来るとなんだかあくびがいっぱい出るよね、という話でもあるので、
暁を忘れるほど眠くなる、春本番にもよいでしょう。
最後の場面は、さくろいろしたはるのうさぎが、
花を撒きながら地球に降りてくる絵。
春を迎えるウキウキ楽しい気分をサイコーに表しています。

ムーラン

もーにんぐさん、ありがとうございます。
この紙芝居をもっておられるとは、うらやましい！
図書館でいつも「この作品はぜひ演じたいなあ、
でも、もっとふさわしい季節まで待とう」
なんて思っていると、肝心な時期を逃してしまうのですよねえ。

さきほども、家にお泊まりにきた甥（１歳）に見せていました。
泣いていた甥も、あくびくんがたくさん来る場面で笑ってしまいました ^^

遅れましたが、画像を掲出します。

「はるがくる」
山本和夫／原作、瀬名恵子／脚本・画
童心社

ムーラン